2025年3月のコラムを担当することになりました、勤務社労士の伊藤正和です。勤務社労士はいってしまえば、企業に雇われている「サラリーマン」なので、お仕事の話はここでは書きにくいため、雑感のような話になりますが、気が向いたらお付き合いください。
そろそろ桜(ソメイヨシノ)の開花ですね。都内の桜の名所といえば、皇居の千鳥ヶ淵、王子の飛鳥山、目黒川、上野公園などなど本当にたくさんありますが、ここでは地元板橋区のかくれた名所をご紹介します。
それはズバリ、石神井川沿いの桜です。

石神井川はウイキペディアによると小金井市の湧水を水源とし、最終的には北区で隅田川に合流するもので、板橋区のあたりでは両岸をコンクリートで固められ、かなり深いところを流れています。しかも水が少ない時期はほとんど干上がっているようなこともある、ご近所の方しか意識をしていない存在感の低い川といえます。
しかし、ここの川沿いに咲く桜はとても綺麗です! 掲載した写真は東武東上線中板橋駅からほど近い場所で数年前に撮影したもので、両岸に綺麗に咲いている姿がお分かりいただけると思います。

個人的には石神井川の桜は前述した目黒川沿いにも決して引けは取らないのではないか、と感じています。目黒川沿いと比較していいところは、自虐的になりますが有名でないため見物客が少なくゆっくりじっくりと堪能できることです。目黒川のように周囲のお店の数は少ないし、桜が満開の時期に屋台が数店出ているだけです。橋の上から立ち止まって見ていても、警備員の方に移動を促されることはありませんし、酔っぱらいの花見客の喧騒にわざらわされることもほとんどありません。ゆっくりと桜の美しさにひたるにはもってこいの場所です。
今月の末頃に満開が予想される石神井川の桜。今年はどんな姿が見られるのか、今から待ち遠しい限りです。
社会保険労務士 伊藤正和