0039 障害年金専門開業への思い

令和6年12月号コラム担当させて頂きます板橋支部の林 良江です。

社会保険労務士試験合格は平成29年。勤務登録をしていましたが平成31年1月転職先では障害年金の申請依頼を多くうけることに……。

経験のない私は先輩社労士先生に「障害年金を学びたいので良い方法ないでしょうか?」と尋ねると、ヒマワリ先生を紹介してくださいました。

早速ヒマワリ先生に℡をすると毎月開催される相談会の参加を快く案内して頂きました。相談会に参加すると先輩先生方はとても丁寧に相談者へアドバイスをし、相談会後は勉強会で沢山の事例の意見交換等をしていました。

驚いたのは初回参加の私が発言する時間も頂けたことです。
先輩先生方のようになりたい!と、その後も相談会参加を継続し、今では相談者からご依頼を受けるようになりました。ヒマワリ先生を紹介してくれた社労士先生、ヒマワリ先生、先輩先生方のおかげで令和4年1月、開業することができたことに心から感謝の気持ちでいっぱいです。

開業して驚いたことは障害年金制度をご存知ない方がとても多くいらっしゃることでした。初めてご依頼をお受けした方は15年以上クリニック受診継続し、精神障害者手帳を取得していましたが障害年金制度をご存知なかったので初回は400万円以上の年金振込となりました。

高額な年金振込となりましたが年金を受ける権利(基本権)は5年間のため、早く申請をしていれば約10年前から年金を受け取れていたのです。

近年は発達障害の傷病をお持ちの方が多くいらっしゃり電話やメールの利用が難しい場合や、お困り事をお聞きする際に涙を流されてしまい、私も涙を流してしまうことも多々あります。

障害年金申請に至るまでは大変なことも多くありますが、年金受給決定されると皆様「ありがとうごさいました」とすぐ連絡をくださいます。

「ありがとうございました」と連絡頂けて、私の方こそ、「ありがとうございました」という感謝の気持ちをいつまでも持ち続けて頑張っていきたいと心から思います。

林社会保険労務士事務所
林 良江
https://y-hayashi-sr.jp/

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