コラム掲載から1年が経ちました。
板橋支部のホームページも順調にページビューが増え、板橋支部に所属する社労士の認知度も上昇したと言えるのではないでしょうか。支部活動に日頃よりご協力いただいている皆様、本当に感謝しております。ありがとうございます。
これからも社労士を必要とされる方への情報発信の場として活用してまいります。さて、1年経ちまして改めて私の出番となりましたので思うがままに筆(キーボード)をすすめてまいりたいと思います。
今回のタイトルは「4月より学生になる!」です。タイトルの通り、20数年ぶりに学生になることが決まりました。リカレント教育とでもいうのでしょうか。ただ、ここに至るまでも、社労士にはじまって、第二種衛生管理者、特定社労士、キャリアコンサルタントと資格の勉強はしてきたのですが、前からモヤモヤしていたことがあったのです。私の学ぶべきことはなんなのか?資格試験はなんのためにあるのか?この問いは15年前に、某派遣会社に勤めていた時、目の前のハードルがとても高すぎて、社労士で学んだことでは歯が立たなかったことが発端でした。どうやってこのハードルを乗り越えるのか、その当時の会社の先輩が私に色々助言をくださったのです。その先輩は大学院を卒業し、また別の大学院に入学したことを聞きました。正直な感想としては、「すげーなー」でした。全く歯が立たないのです。
単純なもので、早速、よし!大学院の説明会に行こう!と法学研究科の門を叩いてみたのです(叩いたところで門は開きません)。しかし、説明を聞いてもピンとこなくて、また、法学という分野についてどうも方向性があっているようにも思えず断念しました。月日が経つこと15年、この間合計2回大学院への入学を試みたところですが、やはり断念。振り返ってみると、断念した理由は一つであることにたどり着きました。それは「勢い」です。考えすぎるとどうしても結論が出にくくなるように感じます。今回は勢いで応募し、課題をクリアし、研究計画書を提出、面接を受け、合格が決定しました。つまり、引き返せなくなった、、、ということかもしれません。(「覚悟」というの大きい要素かもしれません。)ただ、これも15年の月日を経ている結果であり、15年考えた結果とも言えるのでしょう。そして、2022年4月に経営学研究科に入学することになりました。
ちなみに、前述した先輩には今回の研究計画書作成時にも助言をいただき、15年前の結果がいよいよ出せそうですと報告させていただいております。研究計画書の内容も先輩に15年前に助言いただいたことが題材となっております。
ところで、なぜ進路を法学研究科から経営学研究科に変えたのかということなんですが、人の事は法だけでは解決できない、という想いから法律というより、経営という観点から人事・労務を見たい、と考えたからです。我々の専門分野「人」であり人の事について相談を受ける専門家です。法律だけではなく、経営として人をどうみていくのか、という観点で学んで参りたいと思います。
今年は、仕事に勉強に充実した1年になりそうです。皆さんも新しいことをはじめてみませんか?
社会保険労務士法人エンチカ
所長 波多野淳
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