「いたばし社労士コラム」第8回目を担当させていただきます杉本知世です。
令和元年合格、令和2年に勤務社労士として千代田支部に所属し、今年開業し板橋支部に参りました。
開業したばかりで東奔西走しております、と言いたかったのですが、このコロナ禍で中々思うようには叶わず、そのような中でも有難い御縁に支えられ細々と活動しています。
先日、士業の今後について税理士さんとお話しする機会がありました。
情報に溢れ欲しい情報に直ぐ手が届く社会、AI等を駆使した秀逸なソフトの拡充と電子申請の推進などで、アウトソーシングせずとも手間を掛けず自社で行えるので、やはり今後業務が減ることは避けられないだろうと仰っていました。
しかし、私がお会いしてきた(数は少ないですが)中小企業の代表者様方は、依然として法の理解・実務への関心等が10年前、20年前と大きくは変わっておらず、人事労務の為の人員やシステム等を確保するより、顧問料の方が安価であり、「何よりプロに見てもらえる安心感があるから任せたい」と仰って下さいます。
また、「今まで自社で給与計算・届出を行ってきたが、間違いがあったら大変だから」
「就業規則や助成金など、ウチの実態に本当に合っている提案が欲しいから」と言ったお話も良く出てきます。
昨今のリモートワークなどの急激な浸透により、社内整備を余儀なくされている企業様がとても多いように感じます。
このような不安を抱えていらっしゃる経営者様に寄り添い、如何に不安を取り除くことができるか、自身も時代の迷子にならないよう歩を止めてはならないなと感じています。
今後、定型的な1・2号業務は減っていくかもしれませんが、目紛しく動き続ける社会情勢の中で、企業や労働者・個人など人に関わるお仕事である以上心で応対する、その心で寄り添うという点ではAIに負けないぞ!と、やり甲斐を感じています。
笑顔が大好きで、一つでも多くの笑顔に出会いたくて進んだこの道、心を込めて安心をお届けし、人の「笑顔」のために少しでもお役に立てるよう励んでいきたいと思います。
次回12月のコラムご担当は前田康彦先生です!
「杉本知世」が運営するトライアングル社労士事務所のホームページです。稚拙ではありますがお立ち寄り頂けましたら幸甚です。
https://triangle-sr.com/