【出前授業 活動報告】西台中学校出前授業|2025年9月18日

2025年9月18日、初訪問となる西台中学校へ8年生の職場体験前の出前授業を行いました。残暑のなか6クラスある大規模校のため講師、補助、都議会議員の参観を含めて13名で伺いました。

お忙しい中準備からお世話になりました校長先生、副担任の先生方本当にありがとうございました。授業の際には担任の先生にも参加していただきながら、活気ある授業をさせていただきました。

2025年9月18日|西台中学校出前授業の様子

西台中学校での授業は、生徒全員からの温かい拍手で迎えられる形で始まりました。教室全体に広がる歓迎の雰囲気のおかげで講師の緊張も和らぎ、心地よいスタートを切ることができました。

授業が始まると、生徒たちは真剣な眼差しで前を向き、講師の話に集中して耳を傾けてくれました。うなずきながら聞く姿勢からは「働くこと」への関心や学び取ろうとする意欲が伝わり、講師にとっても大きな励みとなりました。

グループディスカッションでは積極的に質問や意見が飛び交い、最初は戸惑っていた生徒も補足説明をきっかけに次々と発言をするようになりました。「この質問はどういう意味ですか?」と主体的に確認しようとする姿勢や、「こういうことではないか」と自由に意見を述べる姿は印象的で、講師自身も楽しみながら授業を進められました。

意見をホワイトボードに書き出して発表する場面では、どんな考えが出るのかを生徒と同じようにワクワクしながら見守ることができ、クラス全体が学びの空気に包まれていました。

授業の終盤には学級代表からお礼の挨拶があり、再び大きな拍手で授業を締めくくりました。わずか50分間ながら非常に充実した時間となり、講師にとっても心に残る体験でした。職場体験を目前に控えた生徒たちの「働く自分」への期待や希望を感じられたことも、大きな収穫でした。

生徒たちのアンケートからは、授業が彼らに具体的な気づきを与えたことがうかがえました。

「母が夜に働いている姿を思い出し、働くことの大変さと同時に家族のために努力する姿を尊敬できるようになった」「社労士という仕事を初めて知って面白そうだと思った」「楽しかったので2時間くらい授業を受けたかった」といった声が寄せられ、働くことへの理解や社労士という職業への興味を持ってくれた生徒もいました。

授業前に社労士について調べてきた生徒もおり、主体的な学びの姿勢に感心させられました。

また、礼儀正しく真面目な態度や、授業を盛り上げようとする気配りにも触れ、講師自身のモチベーションも大いに高まりました。生徒たちの真剣な表情からは明るい未来が感じられ、これからの職場体験や将来の進路において、働くことの楽しさややりがいを見つけてほしいという願いが強まりました。

今回は、生徒たちにとって「働くこと」を考えるきっかけであると同時に、講師側にとっても喜びを実感する貴重な時間となりました。生徒たちが将来、仕事を通じて充実した人生を歩み、あるいは社労士という職業に興味を持ち仲間として再会する日が来るかもしれない。そんな期待を胸に抱きながら、授業を終えることができました。

東京都社会保険労務士会板橋支部では出前授業のご依頼を承っております

東京都社会保険労務士会板橋支部では、子どもたちが社会で自立し生きていく上で必要な知識とルールを早期に身につけ、自分を守り、働くことで社会に貢献する意義を学んでもらうことを目的に学校教育活動を実施しております。

社会保険労務士の専門的な視点から、わかりやすく、また生徒とコミュニケーションを取りながらお話しいたします。興味のある板橋区の学校関係者様は、下記の連絡先までお気軽にお問合せください。

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