0022登山の話

今月のいたばし社労士コラムを担当します相原裕貴(あいはらゆうき)と申します。
私の趣味である登山の話をしたいと思います。
34歳のときに体調を崩してしまいました。
体調は崩すし、健康診断の結果は悪いし、体重は増えるし、運動習慣もないし…
このままではマズいなと感じていたときでした。
そんなとき、「山の日」が制定されました。2016年(平成28年)のことです。
山の日だし、せっかくだから山登りするか!と軽い気持ちで行ってみました。
はじめて登った山は、高尾山でした。
「ゼーハー、ゼーハー」息切れし、大汗をかいている私の横を70代女性の方が軽やかな動きで抜き去り、そして「若いの、がんばれ!」と肩をポンッと叩いて励ましてくれました。
運動神経の良さだけが取り柄だった私としては、抜かされたことが非常に悔しかったし、自分のお袋くらいの年齢の方にどんどん抜かされていく自分に対し情けなくなったのを今でも鮮明に覚えています…笑
登山はきつい、つまらないというようなイメージがあるかも知れませんが、登山は登頂の達成感、頂きからの絶景、四季折々の花、下山後の温泉にサウナ、その後の飲み会etc…
きついことより、楽しい、嬉しいことの方が多くて、気がついたら登山にどっぷりハマっていました。
そんな登山中毒者?の私から皆さんにぜひ知っておいて欲しいワードがあります。
それは「日本百名山」というワードです。ご存じの方もいるかも知れません。
「日本百名山」とは、1964(昭和39年)に刊行された山岳随筆集のことです。
小説家で登山家でもあった深田久弥が、自らが登った多くの山の中から「品格・歴史・個性を兼ね備え、原則として標高1,500ⅿ以上の山」という選考基準をもとに100山を選びました。
同書が注目されるようになったのは、山好きで知られる皇太子徳仁親王(現:天皇陛下)がこの本を愛読していたからです。
また1990年代中頃からはテレビで取り上げられる機会が増え、さらに注目されるようになり中高年登山者を中心に百名山ブームが起きました。
ふと、どこか山に登りたいな!と思ったときは、ぜひ「日本百名山」というワードを思い出してみてください。
100山もありますので、初心者から上級者まで自分にマッチした素敵な山がきっと見つかると思います。

社会保険労務士事務所三五の原
社会保険労務士 相原 裕貴
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